【2008年12月27日(土)】
仕事の帰りに恵比寿駅のホームで「阿修羅展」の大きな駅看板を見つけた。いつもはこの辺りを通らないので、いつから掲載されているのか分からないが、「発見!」という感動ものであった。
2009年3月31日(火)~6月7日(日)に東京国立博物館で興福寺創建1300年記念の「阿修羅展」が開催される。平城遷都1300年となる2010年の3年イベントの一環で今年の「薬師寺展」に次いでとなる。(最後は「東大寺展」)
「来春、アシュラ東京へ。」がコピーとなっているが、その来年まではあと4日。年が明けると3ヶ月で「アシュラ」は東京にやってくる。今年は興福寺で阿修羅像に2度も会ってきてしまったが、「阿修羅展」では後ろからも拝観できるというので楽しみである。
阿修羅を含めた八部衆が8躯、十大弟子のうち6躯の14体の国宝の脱活乾漆像のほかにも、運慶作と目されている釈迦如来像頭部などの仏像をはじめ70件もの寺宝が東博にやってくる。阿修羅は半世紀ぶりに東京で展示されるという。
先日、公認の「阿修羅ファンクラブ」にも入った。なんといっても会員だけが参加できる「阿修羅ファンクラブ特別鑑賞会」が閉館後に開催されるというのが特典の大きな魅力だ。会長は仏像マニアで「見仏記」でも有名なみうらじゅん氏だ。今年奈良国立博物館の「法隆寺金堂展」で見かけた我が仏友でもある。
早く来い来いお正月、2009年が待ち遠しい。