【2008年11月14日(金)】
10月の終わり頃に馴染みの「美登利寿司寿矢」の土屋君から電話があり、「黒龍の二左衛門が入ったのですが、どうですか?」とお誘いを受けた。が、生憎スケジュールが合わず行くことが出来なかった。その後、妻は「土屋君から電話あった?」と自分は飲まないのに、何度か訊いて来た。
【黒龍 石田屋/二左衛門】
予約を入れた時には特に黒龍二左衛門があるかどうかは訊かなかった。
が、カウンター席に着くと、調理場下の冷蔵庫からうやうやしく、函入りの二本を取り出す。「今日電話貰ってから問屋に聞いたんですよ、そしたら今日入ったって言うんで買ってきました」という。それに対して妻は「悪運強いわね」と。
これまで「黒龍 しずく」は何度か飲んだことがある。寿司に合う日本酒ですっきりした感じがあった。が、この石田屋と二左衛門は未経験であった。寿矢には箱だけが置かれていて、限定生産なのでなかなか入手出来ないというが、入ったら連絡しますと言われていたのだった。
黒龍酒造は福井県の永平寺の近くにある。ホームページを見ると、最初に、「味わう」という一瞬に、知恵を絞る。とキャッチが出てくる。
なので限定生産なのだろう。
【黒龍 石田屋】
「黒龍 石田屋」は、大吟醸純米酒を低温にて長期に熟成させたもので、うまさとまろやかさが加わり、香りもよい、とある。
【黒龍 二左衛門】
一方、「黒龍 二左衛門」は、大吟醸純米酒を斗瓶囲いし、独自の方法で熟成させたもので、新鮮でエレガントな香りとうまみが特長だ、とある。
確かにどちらも寿司に合って美味しい。自分の好みは、熟成があってまろやかな甘さがある石田屋より、きりっと重いがすっきり感がある二左衛門のほうだ。
タレントで言えば、どちらも美人な戸田姓でも、エレガントな「菜穂」よりもキュートな「恵梨香」のほうだ、ということか?