【2008年10月31日(金)】初秋奈良・京都特別拝観の旅Vol.1
奈良・京都の寺社の一部には秘仏として普段は公開していない仏像をある時期に限って特別公開することがある。
寺社やお堂によってその時期は異なり、数十年に1回のものから年に1回や2回、毎月の特定日のみといった具合である。その中でも春と秋の一定期間に公開するところが多い。今回はそのような特別拝観の寺社を奈良と京都(と言っても奈良寄り)に訪ねることにした。
折りしも奈良国立博物館では「正倉院展」開催されていたり、平城京跡の資料館では「地下の正倉院展」も開催されているので、そちらも訪問することにした。
とは言っても、研究者ではないので、旅の楽しみを「食」に求めてもいる。そこで今回は京都に泊まって奈良に通うようなこととなった。
旅程は、1日目:興福寺・正倉院展、2日目:佐保路・平城京跡・佐紀路、3日目:当尾・山城となっている。
【ひかり363号】
8時3分東京発の「ひかり363号」に乗り込む。大抵はのぞみに乗るのだが、今回は急ぐ必要もなく、また復路をグリーン指定にしたので、この便に乗車となった。
東京、品川、新横浜と停車し、次に静岡で6分停車でその間にのぞみ2本に追い越され、浜松でも1本に追い越され、名古屋の後は京都で10:48に到着した。ホームを歩いている途中にものぞみが到着。新幹線のダイヤは過密だ。
【新・都ホテル】
明日から3連休ということで、土曜日曜の宿泊は予約が取りにくく且つ料金がグンと上がってしまう。が、この時期の京都のホテルは満室状態だろう。ほぼ定宿となっている新・都ホテルのロビーには外国人を含む多くの観光客がいる。
【みやこみち】
近鉄のホーム下の名店街がリニューアルオープンしていた。「みやこみち」として10月9日に飲食店や土産店などが新装された。以前の名店街といった昔ながらの雰囲気が一掃されたのは惜しいが、新・都ホテルへの往復には1階のアーケードからと2階の近鉄改札横を結ぶエスカレータが出来たのでより便利になった。
今回は3日間とも近鉄を使って奈良方面に行くことになる。