【2008年8月30日(土)】
2008年夏旅行:タイ<チェンマイ&バンコク>-Vol.5
空港からのクルマの中でガイドがレストランの予約を入れてくれた。リゾート内にはいくつかのレストランがあるので今夜はタイレストランにした。8時からテラスでダンスがあるという。生憎テラス席は一杯のため室内になったが、室内にもやって来て踊ってくれるという。
トランクを開けてシャワーを浴びて着替えをして、電話で「0」をダイアルしてバギーを呼び、タイレストラン「Le Grand Lanna (ラ・グランド・ランナー)」へ向かう。
【タイ舞踊】
タイの舞踊はバンコクのオリエンタルホテルのサラ・リム・ナムというレストランで2度見たことがある。きらびやかな衣装で伝統的な音楽に合わせて踊るのはラーマキエンというインドの叙事詩ラーマヤナが古代タイに伝わった物語だ。特に女性の肢体や指先の柔らかな表現が印象的である。
ここではテラスに舞台が設えてあり、タイ独自の楽器を持った奏者が数名そこに座って演奏をする。登場人物に扮した女性や男性のダンサーはその舞台で演じるが、時折レストランの室内に入ってきて撮影のためにポーズを作ってくれるサービス振りだ。
若干田舎風の感じが伺えて、都会の洗練さとは違った素朴な感じが好印象を与えてくれる。衣装も北部の少数民族の織るファブリックを使っているようで実にエキゾチックで綺麗である。
大円団は無事に王女を救い出したようなところだろうか?
【北部料理】
同じタイでも南部と北部では料理も違うので北部料理をオーダーする。前菜の後は、北部ソーセージを揚げたもの(手前)は刻んだ唐辛子やニンニクと共に食べるが、これが今までに食べたことのない美味しさで癖になるほどである。香辛料でうまく豚の血の臭みを除きながらもクセのある味を残している。左奥のサラダも一風変わった味だがおいしい。カレーは日本のカレー煮込みに近い昔ながらの味と言ったところだ。
ホテルのレストランなので洗練されていはいるが、北部タイ料理のおいしさを味わうことが出来た。