【2008年4月13日(日)】箱根旅行Vol.7
元箱根からはバスで箱根湯本に出る。15:10出発のバスには既に何人も並んでいて、ようやく席を確保できた。30分程度の距離だが、うつらうつらしてしまう。
湯本に出ると、箱根各地からの湧き出てきた観光客の人混みだ。湯本駅改装中ということもあるだろうが、町全体がバーゲン会場のようなある意味殺気だつショッピング意欲に気圧されているような感じさえしてしまう。
そんな中、ロマンスカー出発までにはまだ時間があるので、早雲禅寺まで行くことに。温泉街を抜け、山道を登ること十数分。古刹な禅寺が現われた。
本尊は室町時代の釈迦三尊像(おそらく木造)であるが、中までは拝観できないので、遠目でよく見ることは出来なかった。
箱根は小田原に近いこともあり、温泉街特有のまんじゅうなどの土産物に加えて海産物屋も多く出店していて、お土産はバラエティに富んでいる。
16:47発のロマンスカーは全席満員という。
これほど多くの高校時代の友人と旅行することなど今までにはなかった。みな何年ぶりか、卒業以来もあったが、違和感なくあの時に戻っていた。わずかに1泊2日の旅行であったが、貴重で充実した時間を愉快にそして感慨深く過ごすことが出来た。
同級生が過ごした往時の共有体験は思い出として残るだけでなく、その後自分たちの歩んできた人生にとっても今後の人生にとっても意味のあることだと思った。短い時間だったが、再度そういったことを学んだ時間だったと思う。
みんなが手を振る姿は、高校生みたいだった。みなさん、ごくろうさまでした。