【2007年4月14日(土)】
国宝館を見終わった後に、ケーブル比叡まで数分歩く。
比叡山横断も最後の局面。ケーブル比叡から琵琶湖側の坂本へ日本で一番長いケーブルカーで下る。
【ケーブル比叡】
大正時代のレトロな駅舎。
【琵琶湖】
駅舎の2階からの展望。
【ケーブル坂本】
駅の売店で坂本のガイドブックを購入する。買う人が少ないらしく店員のおばさんがアタフタして「これですか?」と確認し、数箇所の印刷ミスを手書きで直していることを詫びていた。
【坂本で花見】
坂本の町は比叡山の門前の町、里坊として発展してきた。落ち着いて整った町並みだ。
4月12日からの日吉大社の祭礼の最終日で桜並木のメインロードの片側には出店が並んでおり、花見客が植え込みの芝生で宴会をしている姿も見られたが、上野の山とは大違いで、カラオケなし、酔っ払いなしの健全な花見のようだった。
【町並み】
町のあちこちに石垣が見られる。穴太衆積みという渡来人のもたらした技術で作られた独特の美しくしかも堅牢な石積みが町に落ち着いた風情を与えている。