【2007年4月14日(土)】
シャトルバスは先に着いた我々を含めた2人組3組に後発のロープウェイで来た学生のグループも乗り満席に近かった。
比叡山頂-東塔(とうどう)-西塔(さいとう)-横川(よかわ)を結ぶバスの乗り降り自由の1日乗車券は800円とかなりお得だ。
東塔から比叡山ドライブウェイを蛇行して下りながら数分の横川まで来たのは我々とあと1組。駐車場には観光バスも並ぶが観光客は多くはない。
駐車場から鬱蒼とした木々の中を通る緩やかな下り坂を歩くと、横川中堂の背後に着く。参詣に訪れるというよりは、やはり修行の場という雰囲気が漂う。森の中に修行の場が点在している。
【横川中堂】
伝教大師最澄が開いた天台宗は、その後多くの高僧を輩出した。円仁が修行したという横川の中心となるのがこの堂だ。
舞台作りのように傾斜を利用しての建造物の柱が立ち並び、その朱色が緑に映え、静謐な感じを漂わせている。
【ご朱印】
横川中堂の本尊は聖観音。
【鐘楼】
中堂の前の緩やかな上り坂の脇には西国三十三ヶ所石仏が並ぶ。突き当たりが鐘楼だ。
【元三大師堂(四季講堂)】
鐘楼を左に曲がると四季講堂に着く。ここは「おみくじ」発祥の地だという。
【根本如法塔】