【2012年11月3日(土・祝)】大山ハイキング#3
観光案内所で貰ったイラストマップを見ながら歩いていると、ちょっと左に逸れたところに「茶湯寺」というお寺があるのを見つけたので、立ち寄ってみる。
石垣に囲まれた階段を登っていくと、小さいながらも古刹の雰囲気が漂う境内があり、そこには石仏のお地蔵さんが何体も並んでいる。
一見民家のような庫裏と本堂が右手にあるが、その手前に小さな祠があり、そこに「木喰上人 微笑仏 写」と書かれている。
扉が開くのか試してみると、観音扉が開いたので中を覗くと、模刻の木喰上人と上人の微笑仏が並んでいた。
写と謂えども良く出来ている。思わず微笑んでしまう。
本堂と思しきところからは読経が聞こえてくるので、何か法要を行なっているのだろうと思いながらも、ダメ元で庫裏のドアホンを鳴らす。
暫くして奥様がいらしたので、本堂を拝観できるか尋ねると、今ご供養中なのでとの応答。
13時過ぎであれば、外から本堂内は見ることが出来るとのこと。
その本堂はご供養中はカーテンが掛かっていて堂内を見ることができない。どうも涅槃仏がご本尊のようで、珍しいので拝観したかったが、法要では仕方がない。
本堂の前にはわらしべぞうが並んでいた。
13時過ぎにもう一度ここに来る予定はないので、後ろ髪を引かれるようではあったが、仕方なく、女坂に戻って大山寺を目指すことになった。