【2012年8月13日(月)】2012年夏福井・奈良・京都旅行#39
「天平の文化空間の再構築」を目指して進められている興福寺の再建工事のうちの目玉的存在の「中金堂」の工事。
2010年10月16日に行われた
立柱式には、わざわざそれを見に行き、その後も奈良を訪問する度(
2011年9月はこの状態)に、工事の進捗具合を観察している。
と言っても既に覆屋に囲われて、その中での工事の進捗は、外から見る限りは分からないのだが・・・
それでも、このブログで定点観測を記事にしているのは、どうしてなんだろうと自分でも不思議に思う。
単なる意地か、好事家か、馬鹿ものか。そうかもしれないが、天平時代をもう少し知りたい想いが募っているようだ。
今年の5月の時点では、「もう、大屋根の部分が随分出来ていますよ」と仮設の「中金堂勧進所」内で、係りの方に言われた。
(今回は早朝だったので確認できなかったが、15日にご朱印をいただきに行った際には、壁に貼られているパネルは5月の時点と変わりはなかった。)
で変わりはない外見だが、3ヶ月経っていれば、何か進捗があるのは当然。
隙間から見える柱の部分は変わっていない。
だが、うっすらと見える大屋根は何だか進んでいそうな気がする。(希望的でもある)
15日に勧進所でいただいたご朱印はこちら。
ということで、早朝の興福寺散歩は中金堂の観測も終え、次は南円堂と一言観音へ続く。