【2012年7月20日(土)】
12時過ぎ、初台の東京オペラシティー3階のアートギャラリーに、
「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」を観に行く。
この展覧会は、2010年にパリで行われた展覧会の日本での開催。
冒頭のパネルで「この個展を通して、アートって言葉にもっと別の意味をもたらせたらいいなと思う。 アートって特別なものじゃなく、型にはまらず、気取らず、みんながすっと入っていきやすい気軽なものであるべきだと思う。 日本開催が実現できてうれしいし、ぜひ多くの方に楽しんでもらいたい。」と自ら書いている。
1994年のバイク事故後、動物と花が融合した不思議な絵を描き始めたというTAKESHI。
カルティエ財団の言葉にも、「ペンキ屋のせがれ」を自認する規格外のアーティスト、型破りにして繊細、知的で豊かな作品群、秀逸で度外れ、愉快で感動的、彼の大胆さ、自由さ、独創性、力強い創造力、と賛辞が並ぶ。
絵も立体もビデオもある展示内容。
何しろ、ワクワク楽しく、大胆で不思議な世界が広がる。色づかいも多く、しかもハッキリとしていてしている。
「ヘッドホンから流れる音を聞いて、そのイメージを書いてみよう!」というコーナーで「風景A」の音を聞いて描いたものが下のもの。
童心に帰って、音をイメージして描いたもの。面白かった。
最後のアンケートに、「何しろ凄い天才TAKESHIの作品は奇想天外、予想を超える、楽しい、自由奔放、大胆不敵、自由自在でステキすぎ!」と書いた。
必見の展覧会。脳が活性化すること請け合い。是非是非。