【2012年7月15日(日)】<秦野寺社巡り#7>
13:30頃に弘法山に到着。
浅間山、権現山、弘法山の3つの山一帯を弘法山公園というらしく、マップ上にはサクラ並木と書かれているので、その頃はさぞかしきれいなのだろう。
今の季節は紫陽花が咲いている。
弘法山の由来は以前弘法大師が修行されたということかららしく、「龍法寺」と深い関わりを持つ。
この鐘楼は「時の鐘」とも呼ばれ、初代は1757年に建立され、現在のものは1867年再建のものである。
また、白色の涌く古井戸があり、この水で粥を炊いて食べれば乳が出るとの言い伝えで「乳の井戸」と呼ばれ、授乳期の母親たちが遠方から水を求めにやって来たという。
残念ながら、今は山頂に寺院はないが、昔は福泉庵というお堂があり、釈迦如来像と弘法大師像を祀っていたが、火災により釈迦像は焼失し、現在は弘法大師像のみを祀るお堂が1964年に建立された。
なので、脇の案内板には釈迦堂と書かれているが、マップなどには大師堂と書かれている。
玉眼の若き弘法大師像が質素に安置されていた。
お寺目当てではないハイカーたちが大勢いて、眺望を楽しんでいた。