【2012年5月4日(金・祝)】湖北・奈良・京都古刹巡りの旅#20
13時少し前にランチを終えて、転害門へ。
この転害門は、もと平城左京一条大路に西面して建てられた、東大寺鎮守八幡宮(手向山八幡宮)の祭礼の遷座の場所として重要なところらしい。
東大寺の伽藍の中でも唯一天平時代の遺構である。切妻造りの八脚門で高さは10.635m
大注連が中央の二柱に懸けられていて、基壇中央には神輿安置の4つの礎石がある。
傍らにお地蔵さんが何体も置かれているのが可愛らしい。
国宝の門の横を潜って、東大寺境内に入り戒壇院に向かう途中に大仏池があり、大仏殿を西から望む。
気温も温和で、日差しもそれほど強くなく、気持ちの良い散策である。