【2012年3月3日(土)】(東京古寺探訪#50)
本覺寺の真ん前が「心海寺」、本覺寺の隣が「本栄寺」。もういい加減に目的の「海徳寺」に行こうと思いつつも、お寺の匂いを嗅いでしまうと、足が自然とそちらに向いてしまう。
【心海寺】
1647年開山の普海山心海寺。map上では浄土真宗となっているが、ネット上では真宗大谷派とある。お西なのかお東なのか判然としないが、本尊は当然のことながら阿弥陀如来。
像高97.4cmの寄木造り。
「来迎印を結び、顔立ちは大変やさしい表情に作られている。体もほどよい肉付きで、衣の文様も自然な皺で質感を巧みに表しており、典型的な鎌倉様式を示している
寺伝によると、この像は京都で制作され、当寺に運ばれたもので、鎌倉期(13世紀頃)に制作されたものとして大変貴重である。」と立て看板にあるが、どうにか開いた本堂の隙間から垣間見た像は、暗くてそこまでの表情は分からなかった。
小さなお寺だが、鐘楼があった。
【本栄寺】
1574年建立、日蓮宗の宝光山本栄寺。
残念ながら本堂の扉は閉じられ、堂内は伺い知れなかった。
本堂右横に6段の供養塔が建てられていた。
京成線の高架線が見える。直ぐ近くに2ヶ寺ある。そちらへ行こう。