【2012年1月29日(日)】
川崎大師での12時の回の護摩祈祷が終わり、お札を受け取ったのち、父は大山門前の老舗の住吉で「久寿餅」を購入しに、息子は漬物を店を祖父に教えられ買いに行き、自分はご朱印をいただきに行く、と3人で手分けして行動し、集合場所は住吉の前。
仲見世も先程より混雑して来たようだ。
数多い久寿餅屋でも評判の住吉の久寿餅は恒例のお土産。一人でいくつも購入する人が多く、父は「2つしか買っていなかったのは自分しかいなかった」と言っていた。
独鈷が箱に描かれていて、いかにも弘法大師ゆかりの品といった感じ。
久寿餅は1800年代の前半に、久兵衛という人がいて、雨の強い日に小屋にあった小麦粉がぬれてしまったので、それをこねて樽に入れておいたところ、翌年に純良なでんぷんが出来ており、それを蒸したところ風変りな餅が出来たということ。
久兵衛の「久」、長寿の「寿」にあやかり「久寿餅」と名付けたという。
(上記は説明書より)
なんとも言えない食感の餅は、黒蜜をかけ、きな粉をかけて食べる。
毎度のことながら、美味しかった。