【2011年5月6日(金)】湖北・湖南・奈良古刹巡礼の旅#37
藤ノ木古墳から南西方面にある龍田神社を目指す。のどかな住宅街が広がる間に、自宅の一部を改装したような喫茶店もある。
斑鳩町役場は立派な建物で、門の前に町民憲章が掲げれている。はっきりと覚えていないが、和を以って貴しとなすといった文が載っていたので、さすが聖徳太子に縁の深い町と感心した。
白洲正子の随筆にも出てくるので、もっと古式ゆかしい社殿を想像していたが、思いのほか近代的であった。
伝承によれば、聖徳太子が法隆寺の建立地を探している時、白髪の老人に化身した龍田大明神に逢い、「この斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。」と言われたそうで、建立後に鎮守社として祀ったということである。
境内には大きなご神木も祀られていた。