【2010年12月31日(金)】恒例年末ゆるり古寺古刹巡りVol.34
14時40分、奈良から京都に戻ると、駅前でも雪が積もっていた。タクシー待ちの行列も長く続いているので、地下鉄で四条へ向かう。錦市場での買い物だ。
と言っても毎年買うものは決まっているので、その店を目掛けて混雑した活気ある細いアーケードを抜けていく。妻はこの戦いが年末の醍醐味のようで、今年は雪のせいか少し人が少ないところもあり、拍子抜けしたところも見受けられたが、こちらは荷物持ちなので、その後を追っかけて付いて行くだけだ。
【麩嘉】
母親に頼まれた「鬼ふ」を購入。ここの「麩まんじゅう」は非常においしいのだが、一番好きな息子が今は家に居ないので買わず仕舞い。
【千波】
佃煮のお店。ここでは、正月の進物に、また自宅用に「ちりめんじゃこ」をいくつか購入。
数あるちりめんじゃこの中でもここのが一番と妻は言う。まぁ、その通り。
【桝悟】
漬物で有名な桝悟。ここではお正月の雑煮用の白味噌を実家用と自宅用に購入。
この後はいつも台所用品・刃物の【有次】に行くのだが、今回は寄らなくて良いと言う。まだ雪が少し舞っているので、四条通りから地下鉄四条駅に戻って京都駅へ向かった。
京都駅では伊勢丹の地下食料品売り場で、妻は買い物。
1階のベンチで待っていると、隣に座っていたご老人が、「よう降りますなぁ」と話しかけてきたので、「珍しいですよね、こんなに積もるなんて」「もう止みましたかなぁ」「いや、まだ降っていますよ」と会話した。