【2010年12月29日(水)】恒例年末ゆるり古寺古刹巡りVol.6
いつも訪問させて頂いているTemple Walkerさんの記事に東寺の
夜叉神堂のレポートがあった。今まで何度となく訪問していた東寺だが、この夜叉神堂は見過ごしていた。
そこで今回は注意して拝観した。食堂の前に小さなお堂が南向きで二つ立っている。それが夜叉神堂である。
【夜叉神堂】
右側に雄夜叉、左側に雌夜叉が安置されている。木造の大きな粗木で作られているようで、雄夜叉はギョロッとした目が印象的、雌夜叉は身体にアンバランスなほどの大きな顔が特徴的である。
元は南大門の左右に安置されていたという。歯痛を治す霊験があると書かれていた。
【大師堂】
西院御影堂(大師堂)は弘法大師の住房であった。現在は秘仏の不動明王と、普段は開帳されず毎朝6時と毎月21日に開扉される弘法大師像が安置されている。
金堂、講堂、食堂と共に必ず拝観するお堂である。今回は堂内には正月用の鏡餅が数多くお供えされていた。
毎朝弘法大師へのお供えを行う法事が行われているという。一度早起きして見てみたいと思っているが、実現出来ていない。しかし、多くの人が集まるらしい。弘法大師信仰の篤さを一度身を持って体験せねば・・・