【2010年10月15日(金)】平城遷都1300年祭の旅-秋篇Vol.22
八十吉で休んだ後の帰り道に再び金峯山寺に寄り、蔵王堂の雄大な姿を視野に留めて、ケーブルカーの駅に向かった。
予定では14時50分に乗るつもりだったが、30分早くなっていた。この後は吉野口まで行き、そこでJRに乗り換えて五条まで行き、平城遷都1300年祭でこの時期薬師如来が特別開扉されている栄山寺を訪問する予定である。
吉野駅でも1本早い電車に乗れ、吉野口に着く。ここは近鉄とJRが結ばれている駅である。一旦ホームに下りて、JRのホームの方に行こう として階段を降りていくと、地下にも近鉄とJRの連絡改札がない。すれ違った駅員さんに「どこに行かれますか?」と訊かれ「五条まで」と答えると、今降りてきたホームで待つようにと言われた。ホームで次の五条方面への時刻表を見ると、当初予定していた15時48分まで30分以上電車がないこと が分かった。そこで、仕方なくホームにある待合室で待つことに。すると、課外授業を終えたのであろう中学生が大挙して来た。先生にタメ口をきく近頃の中学生を見ながら時間を過ごす。
ようやく来た電車に乗ると車内はラッシュ並みの混雑となった。
五条駅で降り、16時5分のバスを待つ。乗り込むと乗客は我々二人で、親切な 運転手さんに、帰りもこのバス(栄山寺16時53分)で帰るのでと伝えて、栄山寺前で下車した。