【2010年8月22日(日)】2010 Koh Samui & Bangkok:Vol.3
飛行機に乗るのが怖いわけではないが、テイクオフ直後の急上昇時の飛行機の異様な頑張り方が好きではない。特にある一定の急上昇後のフワッと弛緩したようなところがたまらなく嫌である。
したがって、その時は寝ることにしている。搭乗客が乗り込み、ドアが締まり、プッシュバックで機体が動き出し、タクシンングでランウェイの端まで行き、管制塔からテイクオフの指示を待ち、やがてランウェイを走り出したところで、遅くとも寝てしまうように習慣化されている。
そのためには、事前に少量のアルコールが必要だ。だから、出国手続き前に第一ターミナルであれば、ロイヤルに入って、ビールを飲む。出来れば、クラブハウスサンドイッチと共に。
生憎この日はチキンサンドしかなかったが、それでもビールを飲み終えると、9時半近くになっていた。
出国手続きを済ませて、免税品を買いに行く妻とは分かれて、まっすぐに43番ゲートに向かう。係員が15分掛かりますよと言う通り、ゲートまでの道のりは長かった。
ようやく辿り着いて、ゲートから飛行機に乗り込むと出発の10分前。妻は、その後数分してから、「最終搭乗案内されるかと思った」と言いながら乗り込んで来た。化粧品購入への飽くなき闘争心に感服するのみである。
機体がランウェイまで行ったのは記憶にあるが、テイクオフ時には寝ていて、嫌な急上昇を味あわずに済むことが出来た。