【2010年4月3日(土)】
妻はこの2-3年新宿御苑に八重桜の頃花見に行っている。入園料は200円だし、原則持ち込み禁止のようであるので、花を観賞するには宴会もないので打ってつけだという。八重桜はソメイヨシノが終わった後であるのでまだ早い。が、せっかくの満開なのだからと、15時30分に伊勢丹前で待ち合わせをして新宿御苑に向かう。
すると新宿門の付近は身動きが取れない状態の人出であった。しかも16時までの入園で、16時半に閉園だとアナウンスしている。
新宿御苑は徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部で、広さは18万坪、周囲3.5kmの広大な庭園である。入場料を払うので静かに花を愛でるには格好のスポットのはずである。
しかし、園内に入ると、花見客が芝生一面に座って宴会を展開している。どのグループも用意周到で、ビニールシートに宴会セットを欠かしていない。アルコールの持ち込み禁止と掲示されていたようだが、一切関係ない。それにしても花見ではなく、花見客見である。辺りはアルコール臭と砂埃と嬌声が立ちこめ、桜の花にもそれらが染み込んでしまうのではないかと危惧さえしてしまう。
園内には約65種類1300本の種類の豊富な桜があるそうで、何も今日だけが花見ではなく、妻の言っていた遅咲きの桜も4月下旬まであるので、その頃にはこの宴会もなく落ち着いて観賞できるのではないかと思う。
キレイな桜ショット&お花見スポット!