【2009年12月30日(火)】ゆるり古都古刹巡りVol.29
夕食は四条堺町の
「じき宮ざわ」を予約してある。この日で年内は終わりということもあり予約客で混雑しているようで、20時でということだった。が、店の直ぐ近くが錦市場ということもあり、まだ店が開いているだろうと思い、19時過ぎに地下鉄四条駅に着いた。
錦市場でお土産などを買っていると、携帯電話にじき宮ざわの奥さんから電話が掛かってきた。「お席の用意が出来ましたので、よろしかったらどうぞ」ということなので、「ちょうど近くに来ているので5分後に」と19時40分に店に入った。
昨年は12月31日に初めて伺って、今までにない日本料理を食べさせていただいた鮮明な記憶がある。カウンター10席程度の小さな店ではあるが、若いご主人が旬にこだわり、一品一品が驚きの連続であった。それに奥さんも他の板さんも気持ちよい立ち居振る舞いで大変に好感が持てた。店自体も清潔感あふれる簡素なつくりである。
今回のミシュランにも掲載された店である。その感動をもう一度と、今年も期待に胸を膨らませやって来た。
最後はご主人自らのお手前のお茶をいただく。
すべてが満足できるひと時である。是非とも京都に来る度にお邪魔したい和食処である。
じき宮ざわ 中京区堺町四条上ル東側八百屋町533-1 TEL:075-213-1326
じき 宮ざわ (割烹・小料理 / 烏丸、四条、河原町)
★★★★☆ 4.5