【2009年10月16日(金)】結婚25th<京都・奈良&伊勢志摩の旅>」Vol.36
いよいよ山辺の道の佳境とでも言うべき、大神(おおみわ)神社に到着する。大神神社は、三輪明神や三輪神社とも呼ばれ、三輪山そのものを御神体としてお祀りしている神社である。従って、本殿はなく、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、三輪山を拝する形をとっている、日本最古の神社の一つである。
境内には杉の大木もそそり立っており、全体的に厳かな雰囲気が漂い、神聖な地であることがうかがえる。
これまで山辺の道の道程では見かけなかった多くの参拝者が、そこここからやってきては、参拝をしている。拝殿前で参拝するだけでなく、拝殿に昇ってご祈祷をお願いしている方たちも多いためか、神官や巫女さんたちが立ち働いている姿も慌ただしそうである。
翌日が神嘗祭ということあってか、お酒の神様でもあるのがこの神社であるため、余計に忙しいのかも知れない。ご朱印を頂くのも、一度靴を脱いで受付に上がって頂くようで、待っている間にも、ご祈祷の申込は絶えなかった。