【2009年7月19日(日)】
平成館で「染付」を見た後、同時開催の「伊勢神宮と神々の美術」は特別鑑賞券では両方見ることが出来ないというので、また今度来ることにして、本館の仏像コーナーに向かった。
数ヶ月間に展示替えがあるので、楽しみにしている。今回も見たことのない、菩薩立像(重要文化財)、四天王、十二神将、曼荼羅などが展示されていた。
ここの空間はほっとする。博物館というよりは収蔵庫という感じである。
その後、法隆寺宝物館に移動。
ここにはそっと座っていれさえすればよいのだ。古代からの展示物を見るともなしに見る。その空間に身を置いていることだけで十分に落ち着く。一体一体、一点一点見るのは却って興奮を促してしまいかねないから、じっと身を預けて、遠く飛鳥時代にトリップする。