【2009年2月21日(土)】箱根のんびり湯Vol.4
箱根町から関所跡を抜けて、道路の反対側に移り、杉並木を散策する。400年前からの老木ではあるが、約500mの間に鬱蒼とした威容の杉木立はマイナスイオンを供してくれるほっとする空間である。すぐ隣を自動車が走るが、湖や周りの森や山を、そして目の前の大杉を見ていると江戸時代にタイムスリップしたようにも思われる。
ただ、この時期杉花粉は避けることが出来ずにマスクは必携ではあるが。
箱根神社の湖側の朱の鳥居が見えてくると元箱根港だ。バス案内所で「ホテルはつはな」行きのバスを尋ねると、14時40分発の箱根湯本行きが5番乗り場から出るという。運賃730円の切符を買って乗り込んだ。
渋滞もなくバスは旧街道を湯本方面へと進んでいく。20分程乗ったところで、「ホテルはつなま前」に到着する。
谷の間に川が流れる高台の地がエントランスとなっている。
写真を撮っている間に、箱根湯本からのミニバスが2台到着し、係りの出迎えを受けていた。
ホテルのチェックインは15時。ちょうどその時間なのでか、エントランスには多くの宿泊客がチェックインのために座っている。案内されたテーブルで茶菓を受け一息つく。花が館内のあちこちに添えられているのはいかにも女性客に配慮した感じがする。エントランスにいる多くの宿泊客はほとんどが女性のグループであるようだが、なかに中老年の10数人のグループがワイワイと大きな声で話しているのは違和感があった。
「あなたあの人たちとお風呂一緒なのよ、大変ね」と妻に言われた。
風呂は女湯は2箇所あるが男湯は1箇所だ。まぁ、時間が合わなければ問題はないだろう。