【2008年11月1日(土)】初秋奈良・京都特別拝観の旅Vol.21
【安参】
祇園花見小路の北の飲食街の一角にある肉料理の店「安参」へ向う。17時45分、路地を曲がって店先を覗くと既に1組の先客が並んでいる。その後ろに並んで待つこと数分で店先に暖簾が掛けられて開店となった。ここに寄るのは何回目だろうか?今年は2月に一度来ているので2度目だ。京都で夕食を取る機会が出来ると外せなくなってしまった。
カウンターの中で冷蔵庫から出される肉に感嘆する。鮮やかな捌き方に見惚れる。皿に盛られタレが掛けられるのを期待感で待つ。皿に供された肉に挨拶する。そこからはむしゃぶりつくように箸を口に運ぶ。口内に広がる肉を余すことなく味わい尽くす。この動作の繰り返しで大円団を迎えることになる。
ここのカウンター席での作法は、隣の人との間隔を空けないで半身状態くらいで肉を食べること、飲み物はあくまでも従であることを忘れない。生肉の場合は食べ終えた皿はカウンターの上に置いておく。九条葱と芥子はたっぷりと付ける。煮込みにはラー油も入れる。焼き物の場合は焼き方は任せる。お奨めがあるか聞く。煮込みに入れるご飯は特別注文だ。
【白菜】
【レバー】(今日は2人に1皿)
【ツンゲ(舌)】
【ヘルツ(心臓)】
【赤身(ユッケ)】
【ミノ湯引き】(ポン酢か梅肉で)
【サラダ】(2人に1皿)
【ハラミ】
【煮込み】と【ご飯】
何度来ても感動は変わらない。