【2007年10月6日(土)】
サントリーホールのガラ・コンサートが終了し、まだその余韻が残るうちに近くの「旬香亭グリル・デ・メルカド」にディナーに行く。
日本の旬の素材を使ってアレンジした新スペイン料理を出してくれるのが特徴だ。そして、終演後の遅い時間でもコース料理の対応をしてくれた。
ウィーンなどではオペラやコンサートが終わる遅い時間からでも近くにディナーが供されるレストランがあるのも日本のコンサート事情と大いに違うところだ。
【PINTXOS】
■(右から)野菜のキッシュ、タコのガルシア、ピクルス、背黒イワシの酢漬け、生春巻き、メルゲーズ、鴨ロース。
【TAPAS】
■トマトと赤いフルーツのガスパチョ ピンチョを添えて
■とうもろこしと枝豆のロワイヤル
■トルティーヤ ジャガイモのオムレツ
■カリフラワーのクスクス
【PLATOS】
■フォアグラとコンソメ
■江戸前穴子のリゾット
■ウサギのシヴェ(メインディシュは3種類から)
■鴨のコンフィ(メインのもう1つ。あと1つはフィレ肉のステーキ)
【POSTRES】
■洋梨とはちみつのアイス
■抹茶あずき
【PETIT FOURS】
■ホワイトチョコのムース、チョコバナナ、ロッシェ、カボチャの種のシナモン風味、オリーブのマドレーヌ、チュロス ピペット、こぼれないカプチーノ
懐石料理のように少しづつではあるが、様ざまな旬の素材を活かして、且つ斬新な中にも日本人にとって郷愁の味を残して見事な料理を食べさせていただいた。
また、食事の進行を見極めて提供されるタイミングへの気配りによって、こんなにも食事のペースが楽しめるのかと感心した。
ご馳走様でした。