【2007年5月26日(土)】
ロマンスカーの中のパンフレットで見つけたのは、江戸時代から続く名湯底倉温泉、そこくらの湯つたや。深い谷底にある箱根七湯のひとつで、静寂に包まれた別天地とある。
【つたや】
入り口からは階段を降りて受付へ。日帰り入浴も可能な温泉宿だ。近くには温泉旅館や民宿も多数点在する。
タオル、バスタオル、浴衣付きで2,000円。飲み物はあるが食事処はないため、昼食は出前を取るか近くに食べに行くことも出来る。
渓谷は深いので下は見下ろせないが、眼前にはご覧の通りの新緑に包まれた山々が望まれる。野天風呂は小さいがこの絶景を眺めて入浴できる。ラッキーにも一人で風呂を独占することが出来た。
【ラ・バッツア】
1時間程の入浴後に、すぐ近くのイタリアレストランでランチをとる。
富士屋ホテルのシェフだった方が開業したイタリアンだとつたやの人に聞いたが、その通りおいしかった。近辺には寿司屋、天麩羅屋、蕎麦屋もあるので気分次第で楽しめる。
その後は昼寝と更に1時間程度の野天風呂独占状態で大満足。他にも入浴客は居るのだが、何故か緑の中での温泉を一人で満喫できた。
【ロマンスカー】
16時前に箱根神社のバス停からバスに乗り小田原に出る。所用時間は40分程度。登山電車と箱根登山線を乗り継いで小田原に出るよりも時間は短縮される。
小田原駅前ではお決まりのいつもの店で、鰺や金目鯛の干物や蒲鉾類を購入し、17:06発のはこね34号で新宿に向かった。
9時から18時半までのわずかな時間だったが、箱根温泉でリラックスした休日を過ごせた。