【2007年4月14日(土)】
シャトルバスの出発が11:30なので約40分で横川を回り西塔に向かう。バスで10分だが、途中には琵琶湖の展望が開けた峰道にレストランがあり、同乗の一組がそこで降りたので、我々のほかは誰もいなくなった。これで、このコースを辿るのは自分たちだけとなった。
【西塔入口】
ここも山間を切り開いたところだ。坂道を下ったり上ったりして参詣することになる。
【常行堂・法華堂(にない堂)】
同じ形の二堂を渡り廊下が結ぶ。苔むす樹木の向こうに朱塗りの堂。修験の空気が立ち込める。
【釈迦堂】
東塔の根本中堂もそうだが、階段を下りたところに中堂が建てられている。
平安後期に様式が完成された和様で、屋根のカーブがしっとりと美しく、やはり堂の朱塗りと回りの樹木の緑とのコントラストが印象的だ。
【ご朱印】
釈迦堂というくらいのなので本尊は、最澄自作の清涼寺式の釈迦如来。
【相輪橖】
釈迦堂の裏側を登ると相輪橖に着く。山中の頂上を塔に見立てて九輪を置いているようだ。
塔内には経典が収められている。