【2012年11月17日(土)】
高校時代の1・2年時のクラス会がこの数年毎年続けて行われている。
幹事は持ち回りだが、自薦・他薦でその都度決まり、約1年をかけて、まだ見つかっていないクラスメイト探しや当日の趣向を練る。
今回は母校見学の後に散策、そして宴会という設定となった。
卒業して既に30年以上経つが、もう当時の校舎は建て替えられており、当時の面影はない。
副校長先生が快く案内してくださった。幹事の1人が当時の校内図を作成し、現在のと比較出来るように準備してくれた。
教室自体の大きさは変わっていないが、大学並みの講堂や屋上にはホテルのような屋根付きのプールがあり、これが今の高校?と戸惑うばかり。
もちろん当時は考えられなったPCルームも充実している。
校舎や体育館が大きくなったせいで校庭は狭くなった。5階からは神宮球場もよく見える。
このグラウンドでラグビーをしていたことを思い出す。が、部室は比べものにならないほど綺麗になった。
運悪くこの日は大雨。母校見学の後は周辺の散策もマップを作ってくれていたが、神宮外苑の銀杏並木だけは歩いていった。
銀杏は現存する最も古い前世界の植物の一つだそうである。
明治神宮外苑は1926年の創建らしいが、青山通りからの4条の並木は、新宿御苑の銀杏の種子を育成し、1923年に植栽したという。
青山通り側から樹高順に降り勾配で絵画館に向かって植えられているという。
(下の写真は絵画館側から青山通りを望む)
最高は24mにも及ぶという銀杏樹は、樹姿端正・樹高よろしく・緑量も豊富・気品高く・公害にも強く、威厳を保ちつつ年間を通しての来苑者に好景観を呈示し、外苑の広幅員街路の並木として最適なものとの考えによって採用されたとのこと。
この後、コース変更して喫茶店で談笑の後、コースの終着点の宴会のお店に行き、先生2名を含む24名が夜遅くまで高校時代を懐かしんでいた。