【2012年8月11日(土)】2012年夏福井・奈良・京都旅行#9
法堂から階段廊下を降りてきて、左手に「妙光台」(特別貴賓室)、「大光明蔵」(禅師様相見の間)、瑞雲閣などを見ていると、「大庫院(だいくいん)」に至る。
梁から鉦が吊るされ、大すりこぎ棒がある。
このお堂は1階に食事を作る典座寮という台所があり、2階が来賓接待の間、3階に大広間の菩提座がある。
玄関には、足の速いことで有名な韋駄尊天を祀っている。
厨子内の仏像は、兜を被り、両手を胸前で合掌し、小さいながらも鋭い目をして、しっかりと岩座に立っている。
そこから下へ降りた突き当りが、「浴室」となっている。