【2012年8月11日(土)】2012年夏福井・奈良・京都旅行#8
承陽殿を過ぎると「白山水」がある。これは白山連峰に連なる湧水で、道元禅師の御前にお供えする霊水である、と書かれている。
そして、更に奥に進むと、七堂伽藍の最も高いとことに位置する「法堂(はっとう)」が建てられている。
1843年に改築されたとある。堂前では熱心にお参りされている方も見受けられた。
禅師様の説法の道場で、朝のお勤めなどの各種法要が営まれるお堂であるとのことである。
堂内は六角人天蓋と四基の瓔珞で荘厳されており、中央須弥壇下の両脇には阿吽の白獅子が2対置かれている。
壇上の厨子内には本尊の「聖観世音菩薩」が安置されているらしいが、開扉されていない。
一番上にあるので景観もよい。
これからは上から見て左側の廊下階段を降りていくことになる。
結構急坂である。