【2012年8月11日(土)】2012年夏福井・奈良・京都旅行#7
仏殿より左側の階段を更に登っていくと、左手に石の階段があり、その上に承陽門が建っている。
上りつめた左手に、「承陽殿(じょうようでん)」がある。ここは開山道元禅師の御廟である。
お堂の前に香炉が置かれ、その上に獅子が置かれている。
お焼香をしてお参り。堂内は静寂。
正面檀上奥には道元禅師と第2世の御尊像と御霊骨が祀られていると書かれている。
堂内正面上には、明治天皇から「承陽」の額が道元禅師に贈られている。
日本曹洞宗の発祥の根源としての聖地とでも言うべきところなんだろう。
承陽門を裏から見れば、唐門風の四脚門だった。傍らには鐘楼もある。
本堂は1981年に改修されている。
現在も道元禅師が安らかに眠られている。
最後帰りがけにいただいたご朱印は「承陽殿」と書かれていた。