【2012年7月14日(土)】
ブリヂストン美術館からぶらぶらして日本橋に行き、「奈良まほろば館」で情報収集後、次の目的地の小伝馬町の「大安楽寺」へ向かうが、途中で、以前から行きたかった蕎麦屋の「仁行(にぎょう)」さんに昼蕎麦に立ち寄る。
スマホ片手に探し出すと、ビルの4階。1階には看板があった。
昼蕎麦とは、(これは全く自分流の定義だが)昼に蕎麦(基本はせいろ)を手繰りながら、一杯飲む(本当は日本酒でありたい)ことを指す。が、飲み過ぎてはいけない。日本酒なら2合止まりである。
さて、ビルの4階にエレベータで昇ると、この店構え。一見さんはなかなか入りにくいかも。
カウンター10席に、お座敷にテーブル席が4卓で、計26席。感じのよい店内である。
メニューをみると、せいろが1,680円と結構な値段である。が、「山葵で食べる基本のつけそば」と注釈があり、これにビールの小瓶を注文。
ビールのアテに何種類かのツマミが付いて来て、「こちらで少しお待ちください」と丁寧な対応。
ビールを飲んでいると、「花巻そばでございます」と、お椀に暖かい汁そば、その上に海苔と山葵がついた蕎麦が運ばれてきた。
食べ終わると、今度はせいろが来る。細切りではあるが、案外量もあり、何しろ食感が素晴らしい。
山葵を付けて、鰹の利いた濃い目のつけ汁でいただくと、蕎麦の香りが広がる。
さらに、デザート。桃のゼリーが付く。
ちょっと不便で今まで躊躇していたが、是非とも夜に行ってみたいお店である。