【2012年5月3日(木・祝)】湖北・奈良・京都古刹巡りの旅#11
もう何度目になるだろうか、「じき宮ざわ」に通い始めて。
お子さんがこの5月で2歳になるというので、それ以上前からだ。矢沢心に似ているきれいな奥さんは育児に専念されているという。
今日はそれほど歩いていないが、湖北の観音めぐりは次から次へとお堂を廻るので、写真とメモと解説書を見ながらブログを書いて確認するのが一番で、まだまだ拝観したいお寺や仏像が出てくる。
さて、それでも初めのビールは旨い。
料理はコース。お茶事から修業されたご主人の他に数名がカウンター10席の向こう側の厨房に立ち、キビキビと働いているのを見るのも気持ちが良い。
妻が大好きな筍がまだ間に合った。
最後のご飯が焚かれる釜は出番を待っているところ。
もちろん料理も格別だが、ご主人が少しづつ集めているという器も良い。この皿は欲しいうちのひとつ。
冷酒はメニューにないお勧めが一番。
お猪口も数種類から選べるが、今回は今まで見たことのない小さなグラスがあった。観ただけでバカラと分かるアンティーク。実にいい。
「どこで買ったんですか?」と訊くと「パリに行って」と答える。返す言葉がない。
名物焼きごま豆腐の後も続々と細かい仕事をした料理が供される。
そして、釜で炊かれたご飯を三度に分けて出してくれる。歯ごたえと味が微妙に変わってくる。
料理の説明は訊いているが、妻が記憶しているのでメモは取らない。ので、味の表現もせず写真だけの掲載。
京都駅に戻り、20時36分の区間快速で奈良まで出る。その間熟睡。
「湖北・奈良・京都古刹巡りの旅」の1日目が終わる。