【2011年2月11日(金・祝)】
東京は雪。天気予報では明日にかけて降り続け、都心でも5cm程度積もるという。
ちょうど昨年の今日、
「興福寺「国宝 阿修羅像」を巡って」というタイトルのブログをアップした。
内容は、高校時代の恩師が主宰している「青山談話室」というA5版の冊子に寄稿しないかといういう突然のお話を受けて、ようやく完成させた原稿をお送りした時のことである。
他の方の原稿が集まり、初稿が出来たら送付すると言われていたが、ようやく先日送られてきた。その間にそれまでの総集編を製作されていたようで、大変だったのであろう。
引退した高校の先生仲間が寄稿されていて、先生仲間以外の生徒が寄稿するのは2人目というプレッシャーの中で書いたもので、大好きな興福寺の「阿修羅像」を取り上げた。
もう2年前になるが、東京国立博物館で行われた「阿修羅展」から始まり、興福寺に帰山した際の「お堂で見る阿修羅」、そして光明皇后が「阿修羅像」に託した思いを綴った。
よくこんな文章が書けたものだと我ながら驚き、新鮮に読み返すことが出来た。
1年経っていたので年次の修正と、若干の文字校正、それと追記を補足した。400字詰め原稿で12枚、図版6点とボリュームは十分であるが、読者の先生や自分の同級生たちはどう読んでくれるだろうかと不安感を抱えながらも、今度の「青山談話室29号」の完成が楽しみで期待している。