【2009年10月14日(水)】結婚25th<京都・奈良&伊勢志摩の旅>」Vol.5
三十三間堂からバスに乗って、清水で多の麓の五条坂で降り、目的の骨董店「清華堂北店」へ向かう。ここ数年、祇園の吾目堂さんかこちらの青華堂さんに寄らせてもらっている。
店内をざっと見て、お上さんと話としながら、どんなものが気に入るのかを、先方とこちらの間合いの中で測りながら、少しずつ焦点を絞っていく。それ自体が楽しいし、またお上さんから得る知識によって豊富になる骨董に対する眼識が育つのもまた興である。
この日は、いつものようにグラグラせずに、奥から出してもたっら数点を吟味して、5寸の縁立ちの皿を2点購入。
出してももらった瞬間に気に入ったものである。色具合、絵文、図柄、色合い、大きさ、形など気になった皿であった。ついでに目に付いたオーソドックスな網目の猪口を追加した。
皿2点は自宅に送ってもらい、猪口はマイ猪口で夕食をとる大神に持っていくことにした。
贅沢は贅沢を呼ぶものだと、ここに来る度に思い起こさせる。最近では、フランス、オランダ、イギリス、といったヨーロッパだけでなく、ロシア、ブラジルといったBrics諸国の購入者も増えていると言う。
国宝級の諸美術はいとも簡単に海外流出してしうものなのだなぁと感慨深げになってしまった。